0133-76-2006
パッシブ換気システムは、機械換気に頼らず、屋外と室内の温度差、
つまり浮力を主な動力源として利用し換気する、人にも環境にもやさしい換気システムです。
床下暖房を併用して全室の暖房と換気を行う方法が一般的で、
屋外の給気管から取り入れた新鮮な空気を床下の放熱器で加温し、床面開口部から室内に導入し部屋を暖めます。
スイッチやフィルター、ダクトがないため、メンテナンスが基本的に不要。家が存在する限り24時間、自然に換気し続けます。
室内は常時自然換気が行われており、床面全体から暖気が上昇するため、空気より重く床面に滞留しやすいホルムアルデヒドなどの化学物質が天井の排気筒から効率よく排出されます。
住宅の断熱・気密性能を徹底的に図ることで、温度むらの少ない暖房環境が実現します。空気循環をすることで、抜群の換気バランスが得られ、さらに、構造材が乾燥するため、建物の耐久性が向上します。乾燥した外気を導入することで床組の乾燥を保つことができ、土台も腐るおそれがなく、カビなどの発生を最小限に抑えます。
「パッシブ換気システム」は、北海道の地域特性を考えて開発した点を評価され、札幌商工会議所の「北のブランド」に認定されています。
「パッシブ換気システム」は、パッシブシステム研究会と北海道大学・道立北方建築総合研究所にて共同開発されました。
「ハイブリッドパッシブ換気システム」について、橋本建設・北海道大学(菊田先生)・リンナイでの共同研究が行われています。 研究対象に選ばれた家は、橋本建設の稲穂モデルハウスです。
研究テーマ | 「ハイブリッドパッシブ換気システムの環境と消費の測定」 |
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実測期間 | H27年3月~H28年4月 |
測定内容 |
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36坪200mm断熱の場合63.2万円(税抜)~
本体工事・給排水・瑕疵保険料・地盤調査費・地盤保証料・全室照明・全室LOW-Eトリプルガラス、網戸込の価格です。杭工事・外構工事・カーテン工事・確認申請・設計費用は別途となります。
※価格は当社の規定した標準仕様を基準にした目安です。敷地状態・建物形状・部屋数・立地条件などにより、別途費用が必要となる場合があります。また、お客様の特別な注文がある場合は別途費用がかかります。